さよなら

ドアを開くと

もう

何もない部屋

 昨日までの生活が

嘘みたいだね

 

西日の射す窓

校舎の見える風景

サクラは

もうすぐ咲くよ

 

4年前に

この部屋へ

来た日と同じ

何もない

まっさらな部屋になった

 

ここにあったもの

今は

もう何もないけど

ただ

思い出だけ

心に詰っている

 

もう

何もない部屋

 

思い出だけ詰め込んだ

小さな

ダンボール

やっと気づいた

この夢だけ

連れて行こう

 

もう

迷わない

一歩ずつ歩いていこう

 

扉を閉じたら

さよなら

戻ることのない部屋

今まで ありがとう

  

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